長崎の税理士・会計事務所の永田経営グループのブログです!!

~永田会計スタッフブログ~: 11月 2016

2016年11月24日木曜日

採用基準

永田会計 社員ご長寿ベスト3に入る中川です。( ̄▽ ̄)
先月、子どもの通う高校の保護者進路説明会に参加しました。
最初に進路講話として、某大手通信教育企業の方から大学受験の現状についてお話が
ありました。

それは、まず2040~2050年の間に訪れるとされる「シンギュラリティ(技術的特異点)」の
ことからでした。
大学受験の話なのに?と思いましたが、「社会の変化」(社会で求められる力)は、「大学
入試」にリンクしているのだそうです。
ではいまどのような人材が求められているのか?というと、

「習得した知識と経験をもとに、英語ICTツールを使いながら、
 自ら答えのない課題を解決できる人材」
なのだそうです。(  はキーワード)

長年、外資系コンサルティング会社の採用担当をされていた方の本には、ケース面接のとき、正しい答えが存在しているという前提で、その答えにたどり着こうと“答えを探す”人と、目の前の問題について考えることに集中する人の態度はまったく異なるものだと書かれています。
ケース問題に答えが出せたかどうかは採用判断にはほぼ関係なく、面接担当者がなによりも
知りたいのは「その候補者がどれほど考えることが好きか」そして「どんな考え方をする人なのか」という点だそうです。

また、「考える力」もしくは「思考力」とは、「思考スキル」のみでなく、「思考意欲」と「思考体力」が必要である。さらに思考スキルはトレーニングを受けて習得することが可能であるが、思考意欲や思考体力は一朝一夕に身に付くものではなく、高い思考力をもつために
不可欠な適性であり、面接時によく見極める必要がある、と述べられています。
採用面接において重要なことは、思考スキルの高い人と低い人を見分けることでなく、「ものすごくよく考えてきた人と、あまり考えてきていない人」を見分けることだとありました。

高1の娘に、「だからね、ふだんから何でも自分でよく考えるっていう習慣が大事なんだよ」と力説してもケイタイをいじりながら「ふーん」と適当なあいづち・・・だから人の話は
ちゃんと聞けって!!( ̄  ̄;

2016年11月21日月曜日

年末調整①

そろそろ本格的に肌寒くなってきましたね。
オフィスは人口密度とパソコンの熱気で暖かい(永田会計はエコです!)ので、外との
寒暖差で毎朝の通勤着に悩んでいる内山が今回のブログを担当させていただきます。

永田会計では10月頃から、お客様の年末調整がスムーズに進むように準備を始めます。
今年の年末調整で大きな変更点といえば、やはりマイナンバーだと思います。
各従業員やその扶養の方のマイナンバーを源泉徴収票に記載しないといけない為、源泉徴収票もA44分の1のサイズだったのがA4の半分のサイズへと大きくなりました。
 現在働かれている従業員の方はもちろんですが、数日だけのアルバイトを雇った場合でも、マイナンバーの収集は義務となっていますので、今回の年末調整を機に、今年給与を支給した全従業員のマイナンバーを収集しているか再度確認してみてはいかがでしょうか。

2016年11月4日金曜日

竹ン芸

入社満十年の野田です。
永田会計は馬町にありますので、毎年くんちになると周りが賑やかになります。私は出社する前に、奉納が終わったばかりの舟や蛇を諏訪神社の階段下で迎えるのが恒例になっています。
 くんちの翌週に伊良林の若宮神社に奉納されるのが、竹ン芸です。毎年ニュースでしか見たことがなかったのですが、今年初めて行ってきました。目の前で見ると、軽快なお囃子に乗って想像以上の迫力の演技です。見たことがない方は、YouTubeでも見れますが、一度足を運んでみてください。あまり近くだと、首が痛くなるので、少し離れて見たほうがいいかも。

 以前からくんちのしゃぎりの笛の音が好きだったのですが、楽器店をのぞいてみたら、なんとプラスチックの篠笛が2,000円くらいであったので、買ってきました。今はYouTubeで竹ン芸のお囃子をまねながら、笛の練習をしています。住吉界隈で、笛の音がしたら、私です。

公的年金等の確定申告不要制度

こんにちは、今回のブログ担当 内田です。

さて、今回のブログは、タイトルのとおり「公的年金等の確定申告不要制度」と言うことで、公的年金等の確定申告についてです。

先日、お客様よりこんな質問がありました。

「うちの社員で、年金と給与を受給している人がいるけど確定申告って必要なの?」

23年度税制改正により、一定の要件を満たす場合には、所得税等の確定申告を行う必要が無くなっています。

一定の要件とは…

 ・公的年金等の収入金額の合計額が400万円以下
 ・公的年金等以外の所得が20万円以下

上記の要件のどちらにも該当しない場合は確定申告は不要です。

 ご質問の方は、年金の収入がありますので、給与収入が85万円(給与所得控除65万円)以上あれば確定申告が必要ですね。

但し、上記の要件に該当しない場合でも、公的年金等やそれ以外の所得で源泉徴収税額がある場合で、医療費控除や生命保険料控除など追加の控除の適用を受けられる場合は、確定申告をすることで還付を受けられる場合があります。
 また、上記の要件に該当しないため、所得税等の確定申告は不要であるが、住民税の確定申告は必要な場合もあります。(公的年金等以外の所得が有り、その金額が20万円以下の場合等)

詳しくは、当社担当者へお問い合わせ下さい。


以上、内田でした。

2016年11月2日水曜日

読書

今回のブログは、松下が担当させていただきます。
“読書の秋”という言葉が以前に比べ使われなくなってきていると感じるのは私だけでしょうか?
文化庁が全国の16歳以上の男女約3,000人を対象に実施している「国語に関する世論調査」(H25年度)の結果では、「1ヶ月に1冊も本を読まない」と回答した人の割合が47.5%、
また「読書量が減っている」と回答した割合65.1%の内、「仕事や勉強が忙しくて読む時間がない」という理由が51.3%となっています。

 この調査結果は、私自身にズバリ当てはまります。
ところが久々にしびれるような1冊の本に出会わせてもらいました!
 顧問先の社長様にいただいた【「福」に憑かれた男(総合法令出版 喜多川 泰 著)】
という本です。(それ今頃読んだの?と言われそうですが・・・)

 題名だけ見ても読みたいと感じるものでしたが、いただいたその日の夜に一気に読み終え
ました。(頭の先から足の先まで電流が走るような感動で・・・)

この中に、福を呼びよせる3つの方法が書かれています。
    人知れずいいことを繰り返し、その量が一定量を超えた人
    他人の成功を心から応援・祝福し、その量が一定量を超えた人
    どんな人に対しても愛を持って接することができる人
  また、次のようなことも書かれています。
“幸せとか成功とかいうのは、それを手にしたときに訪れるのではなく、その工夫を楽しんでいるときに「感じる」ことのできるものだということ”
上記以外にも、心にしみわたる文章が満載です。

さて、この感動を日常にどう生かせるか! 今年もあと2ヶ月ほど。人との出会いを大切に思い、仕事、プライベートで自分の立ち位置をしっかりと意識しながら来年以降につながっていけるようにしたいと思います。

朝晩が冷え込み、インフルエンザにかかり始める時期となりますが、皆様、体調管理にお気をつけて、今年1年を締めくくりましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!