MS第1課からMS第5課に異動になりました谷口です。
2016年も残すところ3か月となりました。最近では、東京都の豊洲市場移転問題や、富山
市議会の政務活動費問題、東工大・大隅良典教授のノーベル賞受賞など、話題に事欠かない日々が続いていますが、私が最も注目しているのはアメリカ大統領選です。
そのアメリカ大統領選が来月行われます。民主党のヒラリー・クリントン候補と、共和党の
ドナルド・トランプ候補が激しい選挙戦を展開しているのは、周知の通りかと思います。
アメリカ大統領選は、約1年間に及ぶ長い選挙戦を戦い抜く必要があります。全米で視聴者が8,000万人を超える討論会も複数回開催されます。当初、ヒラリー・クリントン候補が大差で勝利するとの見方が大半を占めていましたが、泡沫候補扱いされていたドナルド・トランプ候補が支持率で並ぶまでに追い上げています。
日本のように、ぽっと出の候補者が2週間の選挙戦を経て当選した場合と、アメリカ大統領選のように、長い選挙戦を戦い抜いた場合では、大きな差があると感じました。アメリカ大統領選の仕組みは、何も政治家の育成だけではなく、企業の人材育成や大学等の研究者育成などにも応用できるシステムではないかと思っています。人材の育成については、一朝一夕にできるものではなく、多くの時間を要するものだという前提の下で取り組んでいく必要があると感じました。