今回ブログ担当の高尾です。
先週平成17年税制改正の目玉とされていた「配偶者控除」の見直しが見送られることと
なりました。
配偶者控除は今後、所得制限(800万円~1,000万円)を設けた「夫婦控除」への移行が
検討されるようです。又、配偶者に対しては、配偶者の給与が141万円までだと受けられる
配偶者特別控除という制度もありますが、これも見直されることとなるでしょう。
国の税収が増えないなか、近年、財産を多く持つ者や所得の大きい者から税金を徴収しようとする改正があり、この増税の対象者が年々増えているのではないかと思います。
主な税制改正と下記が施行されています。
1.相続税の基礎控除の改正(平成27年1月1日以後施行)
2.給与所得控除の上限引下げ(平成26年~平成29年漸次)