長崎の税理士・会計事務所の永田経営グループのブログです!!

教えます!私たちの日常: 情報に振り回されないために

2016年4月2日土曜日

情報に振り回されないために

昨年の7月以来、2回目の投稿となります、谷口が今回のブログを担当させて頂きます。

 私たち会計事務所の職員は、仕事柄、お客様のご相談に応じて調べ事をする機会が比較的
多い職種ではないかと思います。インターネット上では多くの情報が溢れ、書店などを見て
いると、様々な方法論や持論が展開されています。このような情報過多の時代となった今、
意識して取り組んでいることがあります。

 それは、一次情報まで遡ることです。官公庁やその外郭団体が公表している資料に直接
あたることもありますが、企業等が公表している資料を参照する場合にも、できるだけ出典
記載の一次資料まで遡ること、いくつかの資料を集めた上でそれぞれを比較・検討するように
しています。

 例えば、一国の経済規模を測る指標にGDPというものがあります。この伸び率を表すのが、実質成長率や名目成長率とマスコミ各社が報じている指標になります。この推計については、各シンクタンク(研究機関)の推計値が大きく異なるケースがほとんどですが、各シンクタンクの置かれている立場から、多少のバイアス(偏り)がかかっている前提で見る必要があります。

 政府系シンクタンクや証券会社系シンクタンクの推計値は高めに出る傾向があると言われています。政府系シンクタンクにしてみると、成長率が悪いというのは自分たちの政策の失敗を認めることになるため、高めの予測になりがちです。証券会社系のシンクタンクについては、今後の景気動向が上向きであれば、キャピタルゲインやインカムゲインを見込んで金融商品を購入する投資家が増えるため、こちらも高めの予測になりがちです。

 これはほんの一例ですが1つの情報を鵜呑みにすることなく、いくつかの情報を比較・検討することが大切だと考えさせる例ではないかと思います。お客様へのお役立ちという弊社の
理念実現のため、より確実な情報提供ができるよう努めてまいります。